img_02

過払い請求の原因とは何であったか

過払い請求もようやく一段落つき、消費者金融業者も利益が生み出せる態勢が整ってきています。
ここで、再度、過払い請求とは何だったのか、何が原因で生じたのかという点を思い返しておきたいと思います。


過払い請求問題を考えるにあたっては、まずグレーゾーン金利という存在を思い起こす必要があります。

改正貸金業法の下では、すでになくなった同金利ですが、過払い請求の元を作ったのは、このグレーゾーン金利でした。

過払い金の請求情報が揃っています。

同金利の内容を思い起こすことが必要となるのです。

グレーゾーン金利とは、出資法の上限金利と利息制限法の上限金利に差があることから生じた金利です。すなわち、30%に近い出資法の上限金利に対して、20%を上限金利とする利息制限法には、10%に近い金利差があったのです。


ところが、出資法の上限金利に違反した場合には、刑罰によって処断されることになる一方で、利息制限法においては、私法的効果、具体的には無効ということのみでした。私法においては、私的自治の原則がはたらくために、基本的には、公序良俗や強行法規に違反しない限りは、私人間で自由に契約やその効果を規定することが可能となっていました。
そこで、グレーゾーン金利という高い金利で売上を立てたい消費者金融業者では、契約条項において、利息制限法の無効の効果を消滅させる条件を付すことで、高金利で利益を上げてきました。

過払いの請求のいろいろな情報を集めました。

しかし、これが裁判所によって違法とされたために、グレーゾーン金利は超過金利として、その超過部分は返済不要とされることになりました。


長期に支払っている返済者の中には、超過金利で返済をした結果、すでに全額返済に達している人達も数多くいました。

過払いの金の信頼できる情報を得るために調査した結果をまとめたサイトです。

そこで、逆に、返済額が超過するという形となってしまい、この部分については、不当利得として、業者側が返済者に対して、利息付で返済しなければならなくなったのです。

これが、過払い請求と言われるものです。
この過払い請求を受けて、多くの消費者金融業者は、貸金業市場から姿を消すことになりました。